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ハードディスク(HDD・SSD)の廃棄方法

更新日:
  • 3.5インチハードディスク
    3.5インチタイプ
  • SSD
    2.5インチタイプ
  • M.2 SSD
    メモリータイプ
  • M.2 SSD
    外付けタイプ

パソコンのデータ記憶装置であるハードディスクは交換することができます。また、動画をたくさん保存できるように、大容量の外付けハードディスクを購入する場合もあるでしょう。 使用済みになったハードディスクはどのように廃棄すればいいのでしょうか。廃棄前のデータ消去方法、パソコンからの取り外し方法も併せて解説します。

目次

1. ハードディスクの廃棄方法ハードディスクの廃棄方法

ハードディスクは基本的に、ゴミとして廃棄できます。

ただし、ハードディスクに個人情報が残っている場合は、捨てる前にデータ消去をする必要があります。データ消去がわからない場合は、専門業者に消去を依頼してから廃棄するか、パソコンと一緒に無料処分してくれるリサイクル業者にお願いしましょう。

適切な廃棄方法 比較表

  費用 全国対応 データ消去 手間
燃えない・不燃ゴミ 無料 × △ゴミの日
自治体の回収BOX 無料 × × △営業日
パソコンリユース企業 無料 〇即日
パソコンショップ 買取 × ×査定など
フリマ・オークション 買取 × ×出品など
一般廃棄物業者 有料 × × ×手続き有

1.1. 燃えない・不燃ゴミ燃えないゴミ

メリット 無料・日常のごみ処分の要領で処分できる。
デメリット データ漏洩が心配(収集される前に第3者に盗難される可能性)。
費用 無料。
全国対応 お住いの自治体で対応。
データ消去 データ消去はされません。
手間 ゴミの日に所定の場所へ運ぶ。
備考 燃えない・不燃ゴミとして捨てることができます。お住まいの自治体によって何ゴミなのか区分が変わりますので確認しましょう。
リンク パソコンをゴミとして捨てる方法

1.2. 自治体の回収BOX自治体の回収BOX

メリット 無料・他の小型家電も一緒に処分できる。
デメリット 対応可能な自治体・場所が限定される。
費用 無料。
全国対応 対応の自治体・場所が限定。
データ消去 データ消去はされません。
手間 所定の場所と時間帯に合わせる。
備考 役所や公民館などに小型家電回収ボックスが設置されているので、そのボックスにハードディスクを投函すれば処分できます。ただし、小型使用済み家電のリサイクルを行っていない自治体もありますのでご確認ください。
リンク パソコン処分 対応地域一覧 | パソコン処分ドットコム

1.3. パソコンリユース企業リユース企業(例:パソコン廃棄.com)

メリット 無料・データ消去+リサイクルの両方ができる。
デメリット 送る・持ち込むなどを行わないと処分できない。
費用 無料。
全国対応 全国対応(送る場合)。
データ消去 データ消去される(無料)。
手間 いつでも送ることができる。
備考 当サイト、パソコン廃棄.comでは無料でパソコンを回収しています。パソコンと一緒にハードディスク・外付けハードディスクを処分することができます。データ消去も無料で行っています。
リンク パソコン廃棄.com

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パソコン廃棄.comではパソコンを無料廃棄します。
メーカー、年式、型番、動作不良の有無は問いません。
データは確実に消去を行なっておりますので、ご安心下さい。
詳しくはパソコン廃棄.comを参照ください。
送料無料データ消去無料リサイクル費用無料

1.4. パソコンショップパソコンショップ

メリット 買取できる。
デメリット 買取できるものが限定される(新しいハードディスク)。
費用 買取。
全国対応 全国対応(送る場合)。
データ消去 データ消去するショップとしてもらえないショップがある。
手間 買取査定の手続き(書類作成・身分証明書のコピーなど)。
備考 比較的新しいハードディスク・外付けハードディスクは、パソコンショップに売ることができます。故障しているものは買取対象外です。
リンク 家電量販店・パソコンショップによるパソコン回収

1.5. フリマ・オークションフリマ・オークション

メリット 売れる。
デメリット 売れるものが限定される(新しいハードディスク)・データ消去が自己責任。
費用 売れる。
全国対応 全国対応(送る場合)。
データ消去 データ消去は自己責任。
手間 データ消去・出品・梱包などの手間がかかる。
備考 設定金額によって売買される。相場より高い設定だと売れない可能性があります。データ消去は自己責任で確実に行う必要があります。古いHDDでも希少価値のあるものであれば売れる可能性があります。
リンク ヤフオク
メルカリ

1.6. 一般廃棄物業者廃棄物業者

メリット 近隣の業者を利用できる。
デメリット 有料・データ消去が自己責任。
費用 有料。
全国対応 対応地域が限定。
データ消去 データ消去は自己責任。
手間 申し込みの手続き。
備考 一般廃棄物の収集・運搬は市町村の許可を受けた業者しか行えません。廃品回収業者が無料回収をうたっていても、回収時に料金を請求されるケースがあるので注意しましょう。
リンク パソコン処分 対応地域一覧 | パソコン処分ドットコム

2. データ消去を行う方法データ消去を行う方法

ハードディスク廃棄の注意点として、データ消去を実施する必要があります。ハードディスクの中には、個人情報が入っています。データ消去されずに、他のパソコンに搭載されれば、そのままデータを閲覧されてしまいます。必ずデータ消去を行いましょう。

詳しくは、「パソコンのデータ消去をする方法」を参照してください。
パソコンのデータ消去をする方法

データ消去は、以下のいずれかになります。

  • ソフトウェア消去
  • 物理破壊
  • 業者に依頼する
  • パソコンリユース企業に依頼する

2.1. ソフトウェア消去ソフトウェア消去

  • 消去ソフトをパソコンにセットする(CDドライブまたはUSBメモリか、ソフトにより異なります)。
  • 外付けハードディスクを消したい場合は、パソコンに外付けハードディスクを接続する。
  • 消去ソフト手順に従い消去を開始させる。
  • 消去が終わるまで待つ(数時間)。
  • データ消去完了です。

2.2. 物理破壊物理破壊

ハードディスクを壊したり・穴をあけることで個人情報を記憶している部分を壊します。手順は、以下をご参照下さい。

パソコンからハードディスクを取り外す方法
ハードディスクを壊す方法
SSDを壊す方法

2.3. 業者に依頼するデータ消去を業者にお願いする

ビックカメラでは、故障したHDD(ハードディスク)や規格の古いHDD(ハードディスク)など、各種メディアのデータを専用の機械で物理的に破壊できます。

  • HDD1台あたり 1,020円(税込)2021年11月5日現在
  • 目の前で破壊いたしますので、安心してご利用いただけます。
  • 破壊後のディスクはお客様に返却します。
  • CD/DVD/Blu-ray、MOディスク、携帯電話なども物理的に破壊・消去します。

HDD破壊サービス - ビックカメラ

2.4. パソコンリユース企業に依頼するリユース企業(例:パソコン廃棄.com)

当サイト、パソコン廃棄.comでは無料でパソコンを回収しています。回収したパソコン・HDDは、データ消去を行い、再セットアップをし、中古パソコンとして再利用(リユース)されます。壊れているパソコンは、パーツ(CPU・メモリ・HDD・液晶パネルなど)を分解し、保守部品として再利用(リユース)されます。

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3. ハードディスクを取り外す方法ハードディスクを取り外す方法

ハードディスクを壊す場合は、パソコンからハードディスクを取り出す必要があります。取り出し方を手順でご説明します。 詳しくは、「パソコンを分解してハードディスクを取り出す方法」を参照してください。

パソコンを分解してハードディスクを取り出す方法

3.1. ノートパソコンの場合ノートパソコン

  • 電源を切り、コンセントを抜く。
  • パソコン本体を裏返す。
  • ハードディスクマーク(円筒形マーク)の付いたふたを外す。マークが無い場合は、大きめのふたを外してみる。
  • ハードディスクを取り出す
  • 接続部品が付いている場合は外す。

ハードディスク取出し動画

3.2. デスクトップの場合デスクトップPC

  • 電源を切り、コンセントを抜く。
  • サイドパネルを外す。
  • マウンター(金属部品)についているHDDを外す。

3.3. 外付けハードディスクの場合外付けハードディスク

  • ケース(カバー)を外す。
  • ハードディスクの固定金具(マウンタ・ネジ)を外す。
  • ハードディスクを取出す。

4. ハードディスク(HDD・SSD)とはhdd

Hard disk driveの略称で補助記憶という意味です。パソコンの中で、「記憶する場所」を果たします。数あるパーツの中で、記憶領域に影響するパーツとも言えます。主な製造会社としてSeagateやWestern Digital、TOSHIBA、Samsungなどがあります。

  • デスクトップ用として3.5インチ
    デスクトップ用 3.5インチ
  • ノート用として2.5インチ~1.8インチ
    ノート用 2.5インチ

性能を表すものとして以下があります。

  • 容量
  • 速度
  • その他の種類

4.1. 容量HDD容量

データを保存できる量なので、多ければ多いほどデータを蓄積できます。MB(メガバイト)GB(ギガバイト)TB(テラバイト)等の単位があります。1TB>500GB>80GB>8GB>512MBの順になります。

4.2. 速度回転速度

ハードディスクは、プラッタの回転速度をRPMで表します。一般的なRPM値は、7,200RPMと5,400RPMで7,200RPMの方が、データ転送速度が33%速くなります。最近では、15,000RPMのハードディスクも登場しています。SSDは、大まかにインターフェース規格の違いによって速度が異なります。

4.3. その他の種類SSD

SSD

SSDとは、Solid State Driveの略称です。メモリの要領を大きくして、HDDのような働きをさせているものです。主な製造会社としてcrucialやWestern Digital、SANDISK、Samsungなどがあります。

  • SSD
    カバータイプ
  • M.2 SSD
    メモリータイプ

メリット

  • データ転送速度が高速
  • 熱の発生が少ない
  • 動作音が静か
  • 軽い

デメリット

  • 書き込み回数に限界があり、故障する
  • 価格が高い(HDDに比べて約10倍)

ハイブリッドHDD

HDDとSSDを組み合わせたデータ記憶装置のことをいいます。両者の利点を併せ持ったHDDです。

  • HDDとSSDの中間的な速度と容量
  • HDDより高い耐久性

5. パーツごとの廃棄方法パソコンパーツ

廃棄したい
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