パソコン廃棄を無料でする方法

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パソコン廃棄を無料でできるのは、パソコンリサイクル業者・自治体・メーカー・家電量販店の4つです。比較のため、粗大ゴミ・不用品回収業者も掲載しました。それぞれ対象製品や実施までの日にち、個人情報の削除をするかどうかなど違いがあります。

パソコンリサイクル業者(パソコン廃棄.com)

仕組 家庭や会社で不要になったパソコン・ディスプレイを送料無料でパソコン廃棄.comに送ることで廃棄できる。
理由 パソコンをごみとして扱わず中古品として扱い、リユース・リサイクルしている。修理で直るものはパソコンとして販売されます。型式が古すぎる・修理不可能等のPCは液晶パネル、CPU、メモリ、ハードディスク、グラフィックボードなどの部品として再利用されます。
無料 パソコンをリユース・リサイクルすることで、回収費用、データ消去費用、リサイクル費用を賄っている。
方法 配送:全国対応。ホームページの手順に従って送るだけ
持込:東京都足立区にあります。
出張回収:東京近郊で法人様限定。
安全 パソコンは廃棄されることなくすべてリサイクルされるので安心。
消去 個人情報の消去を実施しています。動かないパソコンは個人情報が入ったハードディスクを物理的に破壊。
種類 デスクトップパソコン、ノートパソコン、Mac、液晶ディスプレイ一体型、タブレット、スマホ、携帯電話、付属品
期間 当日(連絡不要・送るだけ または 持ち込む)
パソコン廃棄.com

自治体(パソコン・モニター)

仕組 一部の自治体では、家庭で不要になったパソコンやデジカメ・携帯電話などを回収しています。
理由 2013年4月から施工された小型家電リサイクル法に基づく。小型家電に含まれる鉄、アルミ、金、銀、銅、レア メタルといった有用金属と鉛などの有害物質の適正に処理するために自治体が回収を行っている。
無料 自治体が集めた小型家電を国の認定事業者が買い取り、それら素材として金属やプラスチックとして再生・販売するため自治体の回収費用が無料になります。
方法 持ち込み(ボックス回収):ノートパソコンなど小型のものは公共施設やスーパー、家電小売店などに専用の回収ボックスが設置されているので投函する。
持ち込み(手渡し):デスクトップパソコンや液晶ディスプレイは指定された施設で職員に手渡す。
安全 回収後は国の認定事業者によって適正に分解・リサイクルされるため、安全性が高い。
消去 自己責任なので事前に消去する。自治体ではデータ消去は行っていないが、物理的に破壊するのでデータ漏洩は防止される。
種類 デスクトップパソコン、ノートパソコン、液晶ディスプレイ、液晶一体型、付属品、タブレット、スマホなど
期間 持ち込み可能の場合は、当日。
全国からのパソコン廃棄比較

自治体(周辺機器・パーツ)

仕組 家庭で不要になったパソコン以外のプリンタ、スキャナ、パソコンの部品はゴミとして捨てることができます。
理由 パソコンリサイクル法で指定されていない周辺機器はメーカーでも引き取りしていないので、自治体が通常の粗大ゴミ、金属ゴミとして扱うことで処分できるようにしている。
無料 通常のごみとして扱われるため。自治体によっては有料のゴミ袋や数百円程度のリサイクル券を買う必要があります。
方法 粗大ゴミ、金属ゴミの日にごみとして出す。(自治体によって日時指定や持ち込みの場合あり)
安全 不法投棄の心配はない。
消去 データ消去は行っていない。ハードディスクやUSBメモリーを捨てるときは事前に消去や破壊を行う必要がある。
種類 プリンタ、スキャナ、パーツ(CPU・メモリ・ハードディスク・ケース・電源)、付属品
期間 次のゴミの日
PCパーツの廃棄方法

メーカー

仕組 家庭で不要になったパソコン・ディスプレイをパソコンメーカーに送ることで廃棄できる。
理由 2003年10月に施行されたパソコンリサイクル法に基づく。家庭向けに販売されたパソコンやディスプレイの回収とリサイクルをメーカーに義務付けている。
無料 リサイクル費用が事前徴収されているため。(パソコン購入時にリサイクル費用が上乗せされている)
方法 配送:1.インターネットから申し込む 2.配送伝票をもらう 3.梱包 4.ゆうパックで発送
安全 回収後はメーカーの施設によって適正に分解・リサイクルされるため、安全性が高い。
消去 自己責任なので事前に消去する。メーカーではデータ消去は行っていないが、物理的に破壊するのでデータ漏洩は防止される。
種類 デスクトップパソコン、ノートパソコン、液晶ディスプレイ、液晶ディスプレイ一体型、CRTディスプレイ、CRTディスプレイ一体型、付属品
期間 1週間から2週間
Acer ASUS DELL ドスパラ EPSON FRONTIER 富士通 Gateway HP Lenovo マウスコンピューター MSI NEC ONKYO パナソニック パソコン工房 VAIO(SONY) 東芝 TSUKUMO

家電量販店

仕組 家電量販店では、パソコンの買い取りや下取りを行っている。古い・壊れたパソコンは買取りできない場合がある。
理由 パソコンの買い替えの促進や中古パソコンの仕入れのために行っている。廃棄のみの対応はパソコンリサイクル法や廃棄物処理法などによって行えない。
無料 パソコンをリユース・リサイクルすることで、データ消去費用、清掃・再セットアップ費用を賄っている。
方法 配送:インターネットで見積もりを行う。買い取り金額がつけば郵送。
持込:買い取りカウンターのある店舗に持ち込む。
安全 大手の場合は、専用の施設や中古専門の子会社で運営・管理を行っている。
消去 個人情報の消去を実施しています。
種類 新しい、壊れていないもの、デスクトップパソコン、ノートパソコン、液晶ディスプレイ、液晶ディスプレイ一体型、タブレット、スマホ、携帯電話など
期間 当日(持ち込む)~1週間(配送)
家電量販店・ショップによるPC回収

粗大ゴミ・不用品回収業者

仕組 廃棄物処理業者。産廃処理の許可を得た地域で不要品の廃棄を家庭向けに行っている。
理由 産業廃棄物処理法に基づく。ゴミを処理する場合は法律により不法投棄を行ってはいけない。自治体にゴミを処分代行してもらうか、ゴミ処理できる許可を持っている処理業者に依頼する必要がある。
無料 基本的に有料。料金は業者により異なります。許可のない違法な不用品回収業者は転売を目的に無料で引取りを行うこともありますが、トラブルも発生しています。
方法 出張回収:インターネットまたは電話見積りを行う。
安全 お住まいの自治体に紹介してもらうと安全。
消去 別途有料。または個人情報の削除は行っていない。
種類 デスクトップパソコン、ノートパソコン、液晶ディスプレイ、液晶ディスプレイ一体型、CRTディスプレイ、CRTディスプレイ一体型、タブレット、スマホ、パーツ、プリンタ、スキャナ、付属品
期間 当日(持ち込む)~1週間(配送)
パソコン廃棄業者の比較

パソコン廃棄.comって何が無料?

パソコン廃棄は、廃棄業者に依頼するとお金がかかります。1台につき3,000円~が目安です。何とか、安く・安全に廃棄することができないでしょうか?パソコン廃棄を無料でする方法があります。それは、パソコン廃棄.comなどのPCリサイクル業者に出すことです。

何が無料で何が有料なのか・・・本当に全て無料で廃棄できるのか・・・具体的に無料になるのは

  1. パソコンのリサイクル費用 が無料
  2. パソコンのデータ消去費用 が無料
  3. パソコンの回収費用 が無料

よって、無料で廃棄処分することができます。一切、お金がかかりません。

パソコン廃棄.com

なぜ、パソコン廃棄.comは無料で廃棄できるのか?

パソコン廃棄.comでは回収したパソコンを価値のあるものとして分別し、それらを販売することで経営を行っています。よって、リサイクル費用・データ消去費用・回収費用を無料にすることができるのです。

回収したパソコンは、全てリユース・リサイクルされます。例えば、新しいパソコンは、データ消去を行い、再セットアップをし、中古パソコンとして再利用(リユース)されます。

古いパソコンは、パーツ(CPU・メモリ・HDD・液晶パネルなど)を分解し、保守部品として再利用(リユース)されます。

それ以外のパソコンケースや基盤、ケーブル類は、溶解し素材として再資源化(リサイクル)されます。素材には、プラスチック・金属類が主ですがその中には金・インジウム・タングステンなどのレアメタルも多く含まれたパソコンがあります。これらは、都市鉱山とも呼ばれ、非常に効率の良い鉱物採集ができることで注目されています。

パソコン廃棄.comの「無料」はどれぐらいお得?

デスクトップPC1台+液晶ディスプレイ1台*ノートPC1台 を廃棄した場合

廃棄物業者へ依頼すると廃棄費用+データ消去費用+回収費用で18,000円もかかってしまいます。パソコン廃棄.comでは、0円(無料)ですので廃棄したいパソコンが多いほど、お得になると言えます。

廃棄物業者へ依頼した場合

廃棄費用

データ消去費用

回収費用

パソコン廃棄.comの「送料無料」で廃棄できるもの

PC

モバイル

「同梱で無料」廃棄できるもの

付属品

ゲーム機

デジタル製品

同梱で無料も故障や年式は問いません。合わせて処分することで、無料で廃棄できる受け入れ幅がさらに多くなり、便利です。

パソコン廃棄.com

送料無料とは

パソコンの回収をしてもらう際パソコンを送る手段があります。一般的には、配達伝票を記入し送料を支払います。この方法を「発払い」といいます。(送り主が送料を負担する方法です。)

一方、「着払い」という方法があります。先ほどの方法とは逆に、送料を受け取り主が負担する方法です。その場合は、送り主が送料を支払うことなく、パソコンを送ることができます。こうして、送料無料で送ることができるのです。


廃棄したいパソコンは?

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