Windows8/8.1のパソコンを使っていて突然起動できなくなってしまったことはありませんか?
起動しなければパソコンは何の役にも立たないのでいち早く解決したいですよね。
この記事では
について解説していきます。
Windows8/8.1が起動しないといっても症状はいくつかあります。
症状によって対処法も変わってくるので、まずは状況を把握しましょう。
起動しない場合は主に以下の症状が現れます。
ディスプレイが黒いままの場合は電源が入らないことも考えられますし、エラーが表示されている場合はメッセージに従って対処する必要があります。
注意すべき点は起動しないからといって何回も電源をオンオフしたり、いきなり電源コンセントを引っこ抜くようなことは避けましょう。
過剰な電流が流れたり、ハードディスクにダメージが入ると直るものも直らなくなってしまいます。
Windows8/8.1が起動しない場合の対処法を解説していきます。
まずは電源ボタンを押して電源ランプが点灯するか確認しましょう。
本体の電源ボタンを押しても起動しない場合は故障もありえます。
電源ケーブルやモニターとのケーブルがしっかりと接続されているか確認しましょう。
接続されている場合は一旦全てのケーブルを抜いて挿し直します。
タコ足配線などのマルチタップを使用している場合は一度、壁のコンセントに直接電源ケーブルを挿して電源が入るか確認してみることもおすすめです。
当然ですが、ノートパソコンの場合はバッテリーが切れていると電源は入りません。
バッテリー残量が少ない場合はACアダプターを接続し、電源が入る確認します。
また衝撃などでバッテリーが接続不良になっていることも考えられます。
取り外せるバッテリーの場合は接続し直して電源が入るか確認してみましょう。
デスクトップパソコンの場合はモニターの電源が入っていないということがあります。
手動でモニターだけ消してしまった後などは、パソコン本体と連動して電源が入らないことがあるのでモニターの電源が入っているか確認しましょう。
機種によってはナイトモードに入っていると日中は画面が暗すぎて何も映っていないようにみえることもありますので、明るさ調節ができる場合は明るくなるか確認します。
パソコン本体が帯電していると正常な電気の流れが妨げられ、起動しないことがあります。
帯電したパソコンの放電は以下の方法で行います。
以上で放電作業は完了します。
ノートパソコンでバッテリーが外せない機種の場合はメーカーの指示通りに放電してください。
DVDドライブやCDドライブにディスクが入ったままの状態ではWindowsが起動できないことがあります。
起動しない場合はディスク取り出しボタンを中に入っているディスクを取り出してください。
取り出したら再度電源を入れて正常に起動するか確認しましょう。
外付けハードディスクやメモリなどを増設した場合は正常に起動しなくなることがあります。
上手く起動しないときは増設した機器を全て外してみましょう。
BIOSとはパソコンの基本的な設定や周辺機器の管理をするWindowsが起動する前に動作するプログラムのことです。
BIOSのアップデートに問題があったり、周辺機器のドライバーとの相性が悪くなったりすると不具合を起こすことがあります。
周辺機器を外しても上手く起動しない場合はBIOSの初期化を試してみましょう。
BIOSの初期化方法はメーカーによって方法が異なりますので、自分のパソコンのメーカーホームページを参考にしてみてください。
画面上に「Press F1 to」といった文字が表示されている場合は「F1」キーを押して起動するか確認しましょう。
F1キーを押して無事起動した場合は、改めて電源を落とし、起動するか確認します。
毎度この表示が出る場合はパソコンに不具合が生じている可能性が高くなるので、継続して使うには注意が必要です。
セーフモードはWindows8/8.1の必要最低限の構成で起動するので他のアプリに問題があるかを判別する一つの方法となります。
セーフモードで起動できるということは常駐ソフトや周辺機器に問題がある可能性が高くなります。
セーフモードは以下の手順で起動します(※メーカーによっては方法が異なる場合があります)。
Windows8/8.1は起動に関する問題があるか診断し、問題があれば修正する機能を搭載しています。
自動修復機能の点順は以下の通りです。
システムの復元を実行すると起動しなくなる前の状態に戻すことができます。
復元ポイントが作成されていることが条件となりますが、以下の手順で行います。
PCのリフレッシュは設定やアプリの情報は残したままWindows8/8.1を再インストールしてパソコンを正常な状態に戻す機能です。
手順は以下の通りに実施します。
上記全てを実行しても起動しない場合はOSそのものを再セットアップ、購入した状態に戻すことが必要となります。
再セットアップ方法は以下記事を参考にしてみてください。
Windows8/8.1の初期化方法を解説!初期化できないときの対処法も紹介
以上、Windows8/8.1が起動しないときの対処法を解説してきました。
起動しない場合はどのような症状が出ているかまず把握しましょう。
電源が入っていないという単純な理由から再セットアップまで対処法をひとつひとつ試していくことで起動する可能性は高くなります。
ただし、OSのサポートは2023年1月に終了しているので、どうしても起動しない場合は買い換えを検討してもよいでしょう。
監修者/前野 哲宏
フィットネスの店舗運営と新規事業で培った改善力を活かし、PCリサイクル事業で社会課題の解決に挑戦しています。
「PS4の電源がつかない」
「電源はつくけど、電源ランプの色がいつもと違う」
こういったシチュエーションに遭遇し、焦ってしまったという方も多いと思われます。
しかし、電源ランプの色によっては個人でも簡単に対処できることも多いので、過度に心配する必要はありません。
単純なことが原因となって、一時的に正しく電源がつかなくなっているだけということもありますので。
そこでこの記事では、PS4の電源がつかなくなる原因や、電源ランプの色からわかる不具合の内容、正常に電源が入らない時の対処方法などについて、わかりやすく解説していきます。
【この記事でわかること】
PS4の電源が正常につかなくなる原因は、主に以下のようなものです。
何が原因で電源が入らなくなっているのかを完全に特定するのは難しいですが、PS4の電源ランプの色を確認することによってある程度原因を絞ることが可能です。
PS4の電源がうまく入らない時は、まず電源ランプの色を確認するようにしましょう。
電源ランプの色によって、どんな不具合が起こっているのかを大まかに把握することができます。
参考:PlayStation®5 / PlayStation®4の電源ランプのステータス
電源が完全にオフになっている状態です。
何度電源ボタンを押してもランプが消灯したままならば、PS4に電気が供給されていないか、何かしらの重要パーツが故障していて電源がつかない状態である可能性が疑われます。
当然ではありますが、電源ランプが消灯している状態では、「USBによるコントローラーの充電」も「コンテンツのダウンロードやインストール」も行われません。
電力供給が正常に行われ、PS4本体も動作している状態です。
電源ランプが白色に点灯しているのに画面がつかないようならば、テレビ画面への出力がうまくいっていないというケースが想定されます。
オレンジ色に「点滅」ならばスタンバイモードへの移行中、オレンジ色に「点灯」ならばスタンバイモード中ということを表しています。
スタンバイモードとは、パソコンで言うところのスリープ機能のようなもの。
電力消費を抑えられたり、すぐにゲームを再開できたり、コントローラーの充電ができたりといった色々なメリットが存在するモードとなります。
以下のいずれかの方法により、スタンバイモードに切り替えることができます。
つまり、電源ランプがオレンジ色に点滅・点灯するのは不具合ではないので、何も心配する必要はありません。
参考:電源を入れる/切る | PlayStation®4 ユーザーズガイド
システムトラブルやパーツの故障等、PS4の内部で何らかのエラーが起こっている状態です。
ランプの色としては最もまずい状態で、メーカーや業者へ修理へ出さなければいけなくなることも多いです。
また、白色で点滅する場合も本体エラーの可能性が高いです。
高温によるオーバーヒート(熱暴走)により、正常に動作できない状態です。
こうした状況に長くさらされていたPS4は、オーバーヒートを起こしやすいです。
電源ランプの色がどういう状態であっても、対処する方法はあります。
特に「青色に点滅」以外ならば、簡単な対策で解決できることも多いので、慌てずに以下の方法を順番に実践してください。
単純なことなので見落としがちですが、電源コードが正しく挿さっていなかっただけ、というケースは意外と多いものです。
PS4側・コンセント側の両方について、しっかりと挿し直してみてください。
電源コードが確実に挿さっているのに電源が入らないようならば、コードが断線しているか、本体の故障である可能性が高くなります。
メーカー公式の電源コード、いわゆる「純正」のコードを使用していない場合、正しい電力供給が行われない場合があります。
非純正品は安いですが、粗悪品であることもあり得ますので。
非純正品を使っているようでしたら、一度純正品の電源コードを使用してみてください。
電源タップやコネクタに電源コードを接続している場合、供給される電力が弱くなってしまい、PS4を起動させるための電力を送り込めないという状況に陥ることがあります。
そういったケースを考慮し、壁に設置されたコンセントに繋いでから電源ボタンを押してみてください。
壁コンセントから接続された電力供給が最も安定します。
電源ランプが白色に点灯しているのに画面に何も映らない、という場合は、テレビと接続しているHDMIケーブルがしっかり挿さっていない可能性が高いです。
HDMIケーブルは、PS4が映そうとしているデータを出力するためのコードですので、このコードがうまく挿さっていなかったり断線していたりすると、PS4本体が正常に動いていてもテレビ画面には何も映りません。
テレビ側・PS4側の両方にHDMIケーブルがしっかり挿さっているかどうか確認してください。
こういった状況に置かれていたPS4は熱がこもりやすくなります。
一定以上の熱がこもってしまうとオーバーヒートを起こし、電源がつかないという状態になってしまうことがあります。
本体を触ってみて異常に熱いようならば、風通しの良い涼しい場所に置いてしばらく放置しておきましょう。
充分に冷却できたと判断したら、再び電源を入れてみてください。
なお、早く冷却したいからといって冷蔵庫の中に入れるのは厳禁です。
結露によってPS4の内部に湿気が溜まってしまい、故障の原因となってしまいますので。
焦らず、ゆっくりと冷却するよう心がけましょう。
PS4の吸気口と排気口に大量のホコリが付着していると、うまく排熱できなくなってしまい、本体がオーバーヒートしやすくなってしまいます。
特に、部屋の掃除をあまり行っておらず、周囲がホコリだらけといった環境でゲームをすることが多い場合は、短期間でホコリがこびりついてしまい、通気性の悪化から熱がこもりやすくなります。
吸気口や排気口を目視し、ホコリが大量に付着しているようならば、清潔な乾いた布などで綺麗に拭き取ってください。
Amazonや楽天などで、ホコリ除去用の専用グッズも売っていますので、そういったものを利用するのもよいでしょう。
なおホコリ除去については、本体の外側部分だけで充分です。
PS4を分解して内部まで綺麗に掃除するのが理想ではありますが、機械にあまり詳しくない人がそこまでやろうとすると大変ですし、場合によっては以下のようなリスクも背負うことになります。
また、一度分解してしまうと、PS4の正規修理サービスを受けることができなくなってしまいます。
こうしたリスクを避けるためにも、ホコリ除去程度のメンテナンスならばPS4の外側だけにしておくべきでしょう。
パソコン同様、軽度な不具合であれば再起動するだけで直る場合があります。
しかし電源がつかないという状態ですと、通常の方法で再起動はできないため、一旦セーフモードで立ち上げる必要が出てきます。
セーフモードで立ち上げる方法は以下の通りです。
セーフモードでの起動が完了した後、「1.PS4を再起動する」を選択し、再起動を行ってください。
参考:PS4®の調子が悪い……困った時に試しておきたい改善策【知っトク! PlayStation®】
システム的なトラブルで正常に電源が入らないケースを考慮して、セーフモードで立ち上げてからデータベースを再構築するという手段も試してみる価値があります。
まずは上記の方法でセーフモードでPS4を立ち上げてください。
その後、「5.データベースを再構築する」を選択すると、データベースの再構築が始まります。
初期化とは違って、セーブデータなどが消えることはありません。
あらゆる対処法を試しても電源がつかないようならば、最後の手段として、PS4本体を初期化してみるという方法があります。
初期化とは、何のデータも入っていない購入当時の初期状態に戻すことです。
そのため、それまで蓄積されたデータはすべて消えてしまいますので、初期化前には必ずバックアップを取っておくようにしましょう。
(バックアップ手順については後述します)
初期化の手順は、電源が入る状態ならば、「設定」 ⇒ 「初期化」 ⇒ 「PS4を初期化する」 ⇒ 「フル」と進むだけとなります。
通常の状態でPS4を立ち上げることができない場合は、一旦セーフモードで立ち上げた後、「6.PS4を初期化する」を選択してください。
電源がつかない場合の最後の手段として、セーフモードで立ち上げての初期化という方法を紹介しましたが、初期化前には必ずデータのバックアップを取っておきましょう。
電源がつかなくなったというトラブル以外でも、いつPS4が正常に動作しなくなるかはわからないので、こまめなバックアップはやっておいて損はありません。
PS4のバックアップ方法は、主に以下の2種類となります。
「PlayStation Plus(PS Plus)」に加入していれば、オンラインストレージを利用してクラウド上にゲームデータをバックアップすることができます。
PlayStation Plusとは、Sonyが提供する有料会員サービスで、加入することで様々な特典を得ることができます。
オンラインストレージ(クラウド上でのバックアップ)も、特典の一つです。
公式のバックアップ方法なので、PS Plusに加入しているならば是非この方法でバックアップを取っておきましょう。
「自動アップロード」を有効にしておけば、セーブデータが自動でクラウド上にバックアップされるため非常に便利です。
なお、自動アップロードを有効にする方法は以下の通りです。
参考:PlayStation®4本体のPlayStation®Plusオンラインストレージ
ただ、ゲーム中のスクショ画像や各種設定内容のバックアップはできない、という難点がありますので、すべてのデータをバックアップしておきたいという方には向かない方法となります。
外付けのHDDやSSD、USBメモリといった拡張ストレージを利用してデータをバックアップすることもできます。
こちらの方法ならば、ゲーム中のスクショ画像や設定内容もすべて保存することが可能です。
注意点として、PS4のデータをすべてバックアップするには、最低でもPS4ハードドライブの2倍の容量を持つ「FAT32」もしくは「exFAT」フォーマットの外付け機器が必要となります。
余裕を持たせるために、できるだけ大容量のHDDやSSD、USBメモリを用意しておいた方がよいです。
外付け機器へすべてのデータをバックアップする手順は以下の通りです。
なお、上記の手順で保存した外付け機器のバックアップデータを使ってデータを復元する際には、現在PS4の中にあるデータはすべて削除され、バックアップデータが上書きされてしまいます。
消えては困るデータがPS4の中にある場合は、迂闊に復元しないように気を付けてください。
参考:外部ストレージ機器でPlayStation®4データをバックアップ / 復元する方法
以上、PS4の電源がつかない時の対処法を中心に解説してきました。
電源ランプの色や光り方によって、どんな不具合なのかはある程度絞れます。
青色点滅の場合は、PS4本体に何らかのエラーが発生している可能性が高く、修理へ出さなければならないこともありますが、その他の場合はそれほど手間のかからない方法で解決できることも多いです。
しかし、青色点滅の状態で、セーフモードでも立ち上がらなかったり、セーフモードで立ち上がったもののデータベース再構築や初期化でも症状が改善しなかった場合は、修理へ出すか買い替えるしかないでしょう。
もし買い替える場合は、お手持ちのPS4を処分する必要が出てくると思われますが、その際には「パソコン廃棄.com」の利用が便利です。
「パソコン廃棄.com」ならば、費用は一切かからず、事前のやり取りも不要。
ただ壊れたPS4を梱包して送付するだけで、無料廃棄が完了します。
監修者/前野 哲宏
フィットネスの店舗運営と新規事業で培った改善力を活かし、PCリサイクル事業で社会課題の解決に挑戦しています。
「PS4のファンの音がうるさくてゲームに集中できない・・・」
こんな悩みに直面している方も決して少なくないと思われます。
特に初期モデルはファンの音が大きくなりやすいので、困っている方も多いでしょう。
そこでこの記事では、PS4のファンがうるさくなってしまう理由や、ファンの音を静かにするための対処法について解説していきます。
【この記事でわかること】
ここでは、ファンの役割や、なぜファンの音がうるさくなってしまうかについて解説します。
PS4には、パソコンなどと同じく「冷却ファン」が搭載されています。
PS4の冷却ファンの役割とは、PS4が熱を持ちすぎないよう、本体内にこもった熱を下げるために風を送り込むことです。
具体的には、PS4の頭脳とも言える「CPU」を冷やすための装置となっています。
精密機器は熱に弱いため、一定以上の高温にならないように常に排熱する必要があるのです。
PS4を始めとする機械全般に言えることですが、使用すればするほど、どうしても熱が発生してしまいます。
従って、その熱を冷ますためにファンが稼働するのは普通のことであり、うるさいと感じるほどの音がすることは通常ありません。
しかし、PS4が熱を持ちやすくなるような使用方法や使用環境の場合は、通常以上の排熱をしようとファンが激しく動いてしまい、うるさく感じてしまうことがあるのです。
ファンの音がうるさくなりやすいのは、以下のような状況です。
その他、ファンの故障やメンテナンス不足といったことも、ファンの音がうるさくなってしまう原因となります。
PS4のうるさいファンの音を解消するためには、お金をかける方法とかけない方法があります。
まずはお金がかからない方法を試すべきですので、以下の対処法について実践してみてください。
すべて、誰にでもすぐに行うことのできる簡単なものとなっています。
PS4の周りにいろいろな物を置いてしまうと、それだけ風通しが悪くなり、PS4本体に熱がこもりやすくなってしまいます。
プレイする時にはPS4の周りにあまり大きな物を置かないようにし、通気の良い状況を作るようにしてください。
参考:Ask PlayStation JP(Twitter)
PS4は、その構造上、横置きすることで通気が良くなります。
PS4が熱を持ち始めると冷却ファンが稼働し、吸気口から外部の空気を取り込んで本体内に循環させつつ、背面にある排気口から排熱します。
しかし縦置きしてしまうと、側面にある吸気口が床と密着して塞がれてしまい、外部の空気をうまく取り込めなくなってしまいます。
これにより空気の循環が滞り、結果的に熱がこもりやすくなることでファンが激しく回転してしまい、大きな音がするようになってしまうのです。
こういった事態を避けるため、PS4で遊ぶ時は横置きにすべきです。
部屋の温度を下げるだけでも、ファンの作動を抑制する要因となります。
PS4を冷却するためのファンが回るということは、PS4本体が熱を持っているため、その温度を下げようとしているからです。
特に真夏の場合、こうした状態になりやすいです。
従って、冷房の設定温度を低めにして室温を下げることで、PS4本体の温度も上がりにくくなり、必然的にファンの音のうるささも抑えられる場合があります。
冷房代がもったいないという思いもあるかもしれませんが、ファンの騒音から解放される上、熱を持ちにくくすることでPS4の寿命を延ばすことにもなりますので、快適にゲームを楽しむための投資と割り切って惜しまず冷房を使ってみてください。
PS4の吸気口や排気口にホコリが溜まってしまうことで、スムーズな排熱ができなくなって熱がこもり、ファンの音がうるさくなってしまうことがあります。
特に、ホコリっぽい環境でプレイすることが多い場合は、こまめにPS4のホコリ除去掃除を行わないといけません。
吸気口や排気口にホコリがこびりついているようならば、清潔な乾いた布などで綺麗に拭き取ってください。
布での掃除がやりにくい場合は、Amazonなどのネットショップで専用の掃除道具を探してみるのもよいでしょう。
なおホコリ除去については、本体の外側部分だけで大丈夫です。
理想は、PS4を分解して内部まで綺麗に掃除することなのですが、機械にあまり詳しくない人がそこまでやろうとすると大変です。
場合によっては、以下のようなリスクも背負うことになります。
また、一度分解してしまうと、PS4の正規修理サービスを受けることができなくなってしまいます。
こうしたリスクを避けるためにも、ホコリ除去程度のメンテナンスならば、あくまでPS4の外側だけにしておくべきでしょう。
HDDの空き容量が少なくなってくると、PS4のソフトウェアが行う処理に負荷がかかるようになってしまい、本体が熱を持ちやすくなります。
不要なゲームデータやスクショデータなどがあるようならば極力削除するか、お手持ちの外付けHDDにデータを移すなどして、PS4のHDDは常に軽くしておくようにしてください。
こまめにデータ管理を行ってPS4のHDD内に空き容量をたっぷり作っておくことで、処理速度が上がり、結果としてファンの動きも抑制することができます。
お金をかけずにできる対処法で効果がなかった場合は、以下の方法を試してみてください。
お金がかかる分、効果も期待できます。
PS4の下にアルミ製のスノコを敷くことで、PS4が熱を持ちにくくなります。
スノコの持つ通気性に加え、アルミには熱を逃がす性質があるからです。
木製のスノコでもある程度効果はありますが、アルミ製の方がより冷却効果が高いので、どうせ購入するのならばアルミ製がおすすめです。
PS4には、CPUを冷却するためのファンが標準装備されていますが、それ以外に外付けのファンを購入するのも効果的です。
単純に送り込まれる風量が増えるので、空気の循環も良くなり、冷却効果が高まります。
外付けのファンには様々な種類がありますが、どういったタイプのものでも大丈夫です。
ノートパソコン用のファンでも構いません。
ヒートシンクとは、熱伝導率の高い金属のことです。
PS4のCPUにもヒートシンクが取り付けられており、CPUの熱をヒートシンクが吸収し、その熱をファンが送り込む風によって冷やす、という仕組みになっています。
こういった特徴を持つヒートシンクを利用し、PS4の下に敷く用のヒートシンクを購入して本体の熱を直接吸収してしまうことで、ファンの動きを抑える効果が期待できます。
併せて、「熱伝導テープ」も購入するとより一層PS4が冷却されやすくなります。
PS4の場合、データの保存や処理を行うためのストレージとして「HDD」が搭載されていますが、これを「SSD」に交換することで負荷が軽くなり、本体が熱を持ちにくくなります。
HDDに比べ、SSDの方が高価にはなりますが、その分以下のようなメリットがあります。
特に消費電力の少なさや処理の速さの恩恵は大きく、発熱しづらくなるためファンの動きもおだやかとなります。
ただし、HDDからSSDへ交換するためにはPS4を分解する必要があるため、まったく知識がない初心者にはややハードルが高い上、一度分解したPS4は正規の修理サービスが受けられなくなりますので、もし実行する場合はこの点を充分理解してから行うようにしてください。
以上、PS4のファンがうるさい時の対処法でした。
まずは、PS4を横置きにしたり周囲に物を置かないようしたりといった「プレイ環境の見直し」を行い、それでも改善しなければ、外付けのファンやヒートシンクの購入を検討してください。
最後の手段として「SSDへの交換」がありますが、この方法は誰にでも勧められるわけではありません。
SSDの交換には分解作業が発生するのですが、前述の通り、一度でも分解してしまうとPS4の正規修理サービスが受けられなくなってしまうからです。
「機械に強い」・「正規の修理サービスを利用する気がない」という場合は別ですが、そうでなければ安易に分解しない方がよいでしょう。
なお、初期型のPS4をお使いで、ある程度の年数に渡って使用してきたような場合は、PS4Proへの買い替えを検討してもよいかもしれません。
PS4Proは、初期型のモデルと比べて消費電力が少なく、ファンの音もうるさくなりにくい仕様となっています。
また、PS5に買い替えてしまうという方法も有効です。
そして買い替えを行った場合は、もともと持っていたPS4が不要になるかと思われます。
そうなりますとPS4を処分する必要が出てくると思われますが、その際には「パソコン廃棄.com」の利用が便利です。
「パソコン廃棄.com」ならば、費用は一切かからず、事前のやり取りも不要。
ただ壊れたPS4を梱包して送付するだけで、無料廃棄が完了します。
監修者/前野 哲宏
フィットネスの店舗運営と新規事業で培った改善力を活かし、PCリサイクル事業で社会課題の解決に挑戦しています。
「Windows7が起動しない」いつものようにパソコンを起動しようと思ったものの、何故か起動しないというトラブルに合った方は多いのではないでしょうか?
パソコンが起動しないのはありがちなものの、いざ実際にトラブルに合うと対処方法がわからない方も多いでしょう。
そこで、この記事ではWindows7が起動しない場合の対処方法についてご紹介します。
どれも自分で簡単にできるものであるため、パソコンショップに相談する前に本記事で紹介する方法を試してみてください。
【この記事で分かること】
パソコンが起動しないのには、複数の原因があります。
パソコンの状態を見ずに「これが原因」とは言えないため、まずは症状を確認する必要があります。
症状には次のようなものがあります。
もしも電源が入らない場合は、さらに電源自体が動作していないのか、動作しているものの画面が表示されていないのかなど、症状を詳しくチェックしましょう。
画面が真っ暗でメッセージが表示されている場合は、表示されているメッセージの内容で対処方法が変わるため、エラー内容を確認してください。
いずれにしてもむやみにいじったり削除したりはしないようにしましょう。
勝手にデータを削除すると、パソコンが起動しなくなる可能性があるためです。
これから紹介していく対処方法を実践する前に、次の2つを押さえておきましょう。
こちらを行っておかないと、トラブルの元になる可能性があります。
対処をして治ったとしても、時間が経過すればまた起動できなくなる可能性があります。
その際、パソコン内部にしかデータが保存されていない場合は、パソコンが起動できなくなればデータを取り出せません。
そのようなことを防ぐためにも起動できる際にデータを取っておきましょう。
パソコンはメーカーや機種によって操作手順が異なります。
取扱説明書には自身のメーカーの正しい手順で初期化できる方法が載っているため、しっかりと確認をしておきましょう。
説明書がなくとも、自身が使用しているパソコンのサイトを確認すれば記載されていることがあります。
電源ボタンを押しても反応しない場合には、パソコンが反応しない、もしくは電源が稼働しているものの画面が表示されない2つがあります。
それを確認するためにも、次の2つを行ってみてください。
それぞれの対処法を見ていきましょう。
ケーブルの状態と、電源コードがしっかりと挿し込まれているかを確認しましょう。
コンセントがしっかりと挿し込まれていなければ、出力されません。
他にもパソコン側のコードが挿し込まれているか、マザーボードのLEDランプが点灯しているかなど、しっかりと確認しましょう。
ノートパソコンの場合、バッテリーで動かなければ電源コードもつないで動作確認をしてみてください。
ケーブルやバッテリーに不具合が見られなければ、電源ユニットもしくはマザーボードが故障している可能性があります。
LEDランプが点灯しているか、電源スイッチに不具合がないかを確認しましょう。
電源ボタンを押しても反応しないときは、周辺機器を取り外して放電してみてください。起動しない原因の1つには帯電というものがあります。その場合は放電すると起動する可能性があるため、周辺機器を取り外して放電しましょう。
次の手順で放電が可能です。
他にもマザーボードのボタン電池を外すという方法もありますが、手順を間違えればパソコンが故障するためおすすめしません。
紹介した放電方法は時間と手間がかかるものではないため、パソコン初心者の方でも簡単にできるはずです。
黒い画面にメッセージが表示される場合は、表示されているメッセージ内容で原因が変わります。症状が出た場合は次の2つの対処法を行ってみましょう。
黒い画面にカーソルが点滅した状態で表示されていたり、エラーメッセージが表示されたりする場合は、起動時のシステムファイルが読み込めていない可能性があります。
エラーメッセージの内容は次のようなものです。
上記のエラーメッセージが表示される場合は、CDやDVDなどがドライブに入っていないかを確認してください。
これらの記憶媒体がドライブに入ってしまっていると、起動を妨げてしまうことがあります。
対処法としてCDやDVDがドライブに入ったままになっていないかを確認し、入っている場合は各メディアを取り外してください。その後は先ほど紹介した放電を行ってみましょう。
ブラックスクリーンに対して「FAN Error」と表示されている場合は、ファンにエラーが起こっている可能性があります。
この場合はファンを掃除することで直すことができる可能性があります。
次の手順で掃除をしましょう。
上記を行っても起動しない場合は、ファンの損傷が考えられます。
ファンはパソコンを冷やして安定させる重要なものです。
使い続けるうちに消耗するものですので、定期的にファンの掃除や交換をしましょう。
Windowsのロゴ画面で止まっている場合は、システムの復元やスタートアップ回復を行いましょう。
そのためには詳細ブートオプションを起動させなければなりません。ここでは詳細ブートオプションについてご紹介します。
詳細ブートオプションではWindowsの起動方法を設定できます。
通常では起動しないものですが、詳細ブートオプションを起動させることでエラーに対処することができます。
次の手順で詳細ブートオプションを起動させましょう。
次の項目からは各オプションについて説明します。
最初にファイルシステムエラーの修復を行ってみてください。
内容としてはパソコンをセーフモードで起動させて、ファイルシステムエラーの自動修復を行います。
セーフモードとは、Windowsを実行させるのに必要な基本的なファイルとドライバーのみを起動させる方法です。
次の手順で可能です。
上記の手順でセーフモード状態での起動ができ、ファイルシステムエラーが自動で修復されます。これを行ってもWindowsのロゴ画面で止まる場合は、次の方法を行ってみてください。
システムの復元を行うことにより、セーフモードで起動後に前回正常に起動した状態に戻せます。次の手順で可能です。
上記の手順を行っても復元できない場合は、次に紹介する方法を試してみてください。
スタートアップ修復とは、パソコンを起動する際の不具合を発見して修復してくれるツールです。
Windows7にはスタートアップ修復が含まれています。
基本的には自動で起動しますが、自動で起動しない場合は次の手順で起動しましょう。
セーフモードでの起動にしないよう注意しましょう。
パソコンのHDDデータを消去し、購入時の状態へ戻しましょう。
次の手順で可能です。
以上で完了です。
その後は各インターネットの設定や必要なソフトのインストールを行ってください。
参照:NEC LAVIE公式サイト > サービス&サポート > Q&A > Q&A番号 012914
青い画面に英文が表示されるケースは、「STOPエラー」と呼ばれるものです。
通称ブルースクリーンと呼ばれるもので、この症状が出た場合はHDDやマザーボードなどのパーツが壊れている可能性があります。
他にもWindowsをアップデート後、システムとドライバーの相性の問題によりエラーが発生することがあります。
基本的には先ほど紹介した「再セットアップ」を行えば直るものです。
初期化は説明書を読むことで初心者でも簡単に行えます。
とはいえパソコン内のデータは消されてしまうため、事前にバックアップを行っておきましょう。
ここまでいくつかの再起動方法を紹介しましたが、それでも起動しない場合はパソコン自体が壊れている可能性が高いです。
その場合は、修理や買い替えを検討しましょう。
監修者/前野 哲宏
フィットネスの店舗運営と新規事業で培った改善力を活かし、PCリサイクル事業で社会課題の解決に挑戦しています。
「最近PS4の動作が重くなったように感じる」
「頻繁にカクついたり止まってしまったりする」
PS4ユーザーの中には、こうした経験をした方も多いと思われます。
こうした症状は、ゲームを楽しむ人にとって致命的です。
本来のゲーム性を楽しむことができなくなり、大変なストレスを感じることになりますので。
そこでこの記事では、PS4の動作がなぜ重くなってしまうのか、どのように対処すれば改善されるのか、といった点について詳しく解説していきたいと思います。
【この記事でわかること】
PS4が重くなってしまうのは、主に以下の5つが原因です。
通信型のゲームをプレイしている際は、ネット環境が不安定になることで動作が重くなったり止まってしまったりします。
特に無線を使用している場合は、環境によっては通信が不安定になりやすいケースも多々あります。
スタンバイモードとは、パソコンで言うところのスリープ機能のようなもので、スタンバイモードに切り替えることで以下のようなメリットを得られます。
なお、スタンバイモードに切り替えるのは簡単で、以下のいずれかの方法で切り替わります。
非常に便利なPS4のスタンバイモードなのですが、このモードを多用してしまうと、動作が重くなってしまう可能性があります。
スタンバイモードは、あくまで省電力状態であり、再起動や電源を落とした時のように完全にリセットされるわけではありません。
そのため、スタンバイモードを多用することで不要な電気やデータがどんどん溜まってしまい、これが原因となって動作が遅くなったりカクついたりすることがあるのです。
パソコンでも、シャットダウンや再起動をせずに使い続けると段々重くなってきてしまうのと同じ原理です。
ゲームのバージョンが古いと、最新の状態となっているPS4本体のシステムソフトウェアにゲーム側がついていけず、処理が遅くなってしまうことがあります。
当然、処理の遅れは画面上の動作の遅れに繋がります。
上記とは逆に、ゲームのバージョンが最新でも、PS4本体のシステムソフトウェアが古ければ、PS4側の処理の遅れが発生してしまう可能性があります。
基本的にシステムソフトウェアは、普通に使用しているだけで常に最新状態となっているのですが、たまにアップデートの失敗などによって古いバージョンのままになっていることがあるので注意が必要です。
経年劣化や環境不良、物理的な衝撃などによってHDD(ハードディスクドライブ)に障害が発生してしまうと、PS4の動作に悪い影響を与える可能性が高くなってしまいます。
環境不良とは、長時間連続でゲームをやり続けることが多かったり、湿気の多い場所や直射日光が当たるような暑い場所でプレイしたりといった、PS4の劣化が進みやすい環境のことです。
こういった環境でプレイを続けると、通常使用に比べてHDDの寿命が大幅に縮まってしまうこともあります。
物理的な衝撃とは、落下や踏みつけによってPS4に物理的な強い力を加えてしまうことです。
PS4に限らず、精密機械はこうした衝撃に非常に弱いため、故障の原因となりやすいです。
PS4の動作が重くなってきたということは、PS4に何かしらの不具合が起きている可能性があります。
ゲームのバージョンやシステムソフトウェアが古かったというだけならば、すぐに対処が可能なので特に問題はありませんが、HDDに問題があった場合はいつ大事なデータが消えてしまうかわかりません。
そんな時に備え、動作が遅いと感じた時にはすぐにデータのバックアップを取っておきましょう。
バックアップを取る方法は、主に以下の2つとなります。
「PlayStation Plus(PS Plus)」に加入している場合は、オンラインストレージを利用してデータをバックアップしておくことができます。
PlayStation Plusとは、Sonyが提供する有料会員サービスで、加入することで様々な特典を得ることができます。
オンラインストレージ(クラウド上でのバックアップ)も、特典の一つです。
Sony公式のバックアップ方法であり、一番手軽で確実な方法となるため、PS Plusに加入しているならばオンラインストレージを利用すべきです。
なお、PS Plusに加入している場合は「自動アップロード」を有効にしておきましょう。
そうすることによって、ゲームのセーブデータが自動でクラウド上にバックアップされるため非常に便利です。
自動アップロードを有効にする方法は以下の通りです。
参考:PlayStation®4本体のPlayStation®Plusオンラインストレージ
上記のPS Plusを利用したバックアップは非常に便利なものの、弱点もあります。
それは、「ゲーム中のスクショ画像」や「設定関連」のバックアップはできない、という部分です。
そんな弱点をクリアできるのが、外付けのHDDやSSD、USBメモリを利用してのバックアップです。こちらの方法ならば、ゲーム中のスクショ画像や設定内容もすべて保存することが可能です。
注意点として、PS4のデータをすべてバックアップするには、最低でもPS4ハードドライブの2倍の容量を持つ「FAT32」もしくは「exFAT」フォーマットの外付け機器が必要となります。
余裕を持たせるために、できるだけ大容量のHDDやSSD、USBメモリを用意しておいた方がよいです。
外付け機器へすべてのデータをバックアップする手順は以下の通りです。
なお、上記の手順で保存した外付け機器のバックアップデータを使って復元する際には、現在PS4の中にあるデータはすべて削除され、バックアップデータが上書きされてしまいます。
消えては困るデータがPS4の中にある場合は、迂闊に復元しないように気を付けてください。
参考:外部ストレージ機器でPlayStation®4データをバックアップ / 復元する方法
PS4の動きが遅くなってきたと感じた場合は、まずは前述の方法でバックアップを取った後、これから紹介するような対処法を一つずつ試していってください。
PS4とルーターとを無線で接続している場合は、有線での接続に切り替えてみてください。
無線の場合、家の環境やルーターなどによってどうしても通信が不安定になってしまうことがあります。
有線ならば通信状態はかなり安定するため、インターネットの問題で動作が重い場合は有線に切り替えることで解決します。
スタンバイモードは非常に便利ではありますが、多用すると不要なデータや電気が溜まってしまい、動作を重くする原因となってしまいます。
これを解消するため、面倒であっても適度に電源を落とすようにしましょう。
理想なのは、一日一度、夜寝る前には電源を落とすようにするという形です。
ゲームのバージョン、そしてPS4本体のシステムソフトウェア。
このどちらかが最新の状態になっていないようですと、動作に悪影響を及ぼす可能性があります。
特に、システムソフトウェアを常に最新にしておくことは重要です。
「動作が遅い」・「フリーズやクラッシュ」といった不具合を回避しやすくなることはもちろん、新たに追加された機能を使用できたり、セキュリティが強化されたりといったメリットを享受できます。
システムソフトウェアのアップデートは自動で行われているため、基本的には常に最新の状態であることがほとんどですが、アップデートの失敗など何らかの理由で最新になっていない場合はアップデートファイルをダウンロードしておきましょう。
システムソフトウェアのアップデートファイルは、以下のPlayStation公式サイトからダウンロードできます。
参考:PlayStation®4システムソフトウェアアップデート
PS4の動作が遅いということは、内部のデータベースに異常が発生しているケースも考えられますので、データベースの再構築によって状況が改善することもあります。
特に、長年使用したPS4の場合は、多くのデータの読み書きが行われてきたことでデータベースの状態があまり良くないことも珍しくありませんので、是非試してみてください。
なお、初期化とは違ってデータが消えることもないので安心です。
データベース再構築の手順は以下の通りです。
参考:PS4®の調子が悪い……困った時に試しておきたい改善策【知っトク! PlayStation®】
ここまでの対処法を実践しても改善しないようならば、PS4本体を初期化してみるという方法も試してみる価値はあります。
初期化とは、何のデータも入っていない購入当時の初期状態に戻すことです。
そのため、それまで蓄積されたデータはすべて消えてしまいますので、初期化前には必ずバックアップを取っておくようにしましょう。
初期化の方法は簡単で、「設定」⇒「初期化」⇒「PS4を初期化する」⇒「フル」と進むだけでOKです。
最後に「クイック」か「フル」かを選ぶのですが、クイックは簡易的な初期化となりますので、不具合解消が目的ならばフルを選択すべきです。
バックアップ可能なデータや、バックアップの取り方がわからない場合は、以下の公式ページを参照してください。
調子が悪くなったHDD(ハードディスクドライブ)を新たなHDDに交換することにより、動作の大幅改善が期待できます。
新しいHDDを購入する必要があるため費用はかかってしまいますが、データベースの再構築や初期化を試しても改善しないようならば、HDDの交換くらいしか対処法がなくなってしまいます。
HDDの交換と聞くと、機械にあまり詳しくない方は「難しそう」という印象を抱くかもしれませんが、そんなことはありません。
HDDの交換は、初心者でも実行可能です。
なお、HDD交換の前には必ずデータのバックアップを取っておきましょう。
それでは、以下にてPS4でのHDD交換手順について紹介していきます。
PS4のシリーズによって多少手順が異なりますので、シリーズごとに切り分けて解説します。
PS4の「CUH-7000」シリーズのHDD交換手順は以下の通りです。
PS4の「CUH-2000」シリーズのHDD交換手順は以下の通りです。
PS4の「CUH-1000」「CUH-1110」「CUH-1200」シリーズのHDD交換手順は以下の通りです。
監修者/前野 哲宏
フィットネスの店舗運営と新規事業で培った改善力を活かし、PCリサイクル事業で社会課題の解決に挑戦しています。
「最近、頻繁にPS4がフリーズしたりクラッシュしたりするようになってしまった」
こんな現象に困っている人も多くいらっしゃることでしょう。
しかし、ご安心ください。
様々なことが原因で発生してしまうPS4のフリーズですが、多くの場合は自力で解決することが可能となっています。
そこでこの記事では、PS4がフリーズしてしまう原因や、フリーズした際の対処法などについてわかりやすく解説していきます。
【この記事でわかること】
PS4がフリーズしてしまう原因は多岐に渡るため、正確に特定することは困難です。
しかし、主なフリーズの原因として以下の3つが疑わしいとされています。
スタンバイモードとは、パソコンで言うところのスリープ機能のようなものです。
以下のいずれかの方法により、スタンバイモードに切り替えることができます。
スタンバイモードはパソコンのスリープ機能よりも優れており、ただ省電力状態となるだけでなく、アップデート用のファイルをダウンロードできたり、コントローラーの充電ができたりします。
そんな便利なスタンバイモードですが、このモードを多用することが原因でフリーズを誘発するのではないかと言われています。
電源を落としたり再起動したりせず、ゲームを中断する際には毎回スタンバイモードにするという方も多いと思われますが、これを繰り返しますと、PS4にどんどん不要なデータや電気が蓄積されていってしまいます。
これが原因となって段々と動作が重くなってしまい、最終的にフリーズに繋がってしまうのではないかと考えられているのです。
パソコンでも、シャットダウンや再起動をせずに使い続けると段々重くなってきてしまうのと同じ原理です。
PS4のソフトウェアに何らかの不具合があるため、フリーズしやすくなっている場合もあります。
特に、「ゲームの特定箇所に到達した時」・「特定の動作を行った時」など、決まったシチュエーションでのフリーズが多いような時は、ソフトウェアの不具合が原因である可能性が高くなります。
ソフトウェアに不具合が生じる原因は、主に初期不良やシステムアップデートの失敗が考えられます。
PS4本体の温度があまりにも高温になってしまうことで、フリーズに繋がることもあります。
PS4のような精密機器にとって熱は大敵。
本体内にこもった熱のために正常な動作・処理ができなくなってしまい、最終的に固まってしまうという可能性は十分に考えられるでしょう。
こういった場所でPS4を使用すると、本体が高温になりやすいです。
また、長時間に渡って休むことなく連続でゲームをプレイするという行為も、PS4に熱をこもらせやすくなるため、負担をかけてしまいます。
PS4がフリーズしてしまっても、焦る必要はありません。
落ち着いて、以下の方法を一つずつ実践していってください。
最もシンプルな方法が、一度PS4を強制終了してから再度電源を入れ直す、というものです。
フリーズしているということは、PS4が一切操作を受け付けない状態になっているので、強制的に電源を落とすしかありません。
強制終了の方法は簡単で、ただ電源ボタンを長押しするだけです。
電源が落ちるまで電源ボタンを押し続けてください。
電源が落ちた後は、やや時間を空けた後に再び電源ボタンを押します。
一時的なトラブルの場合は、これで問題が解決するはずです。
ディスク版でプレイしている場合に頻繁にフリーズするようならば、汚れの付着によって動作不良が発生している可能性があります。
ゲームのディスクを一旦取り出し、清潔な布で丁寧にディスクを拭いてみてください。
本体に熱がこもっていることで正常に動作しなくなり、フリーズしてしまうことがあります。
本体を触ってみて熱いようならば、冷えるまでプレイしないようにしましょう。
ただし、早く冷やしたいからといって冷蔵庫に入れるのは厳禁です。
急速に冷えてしまうことで内部に水蒸気が発生し、湿気によってPS4が物理的に故障してしまう危険があります。
PS4を冷やす時は、風通しの良い涼しい場所にしばらく放置する、という方法がベストです。
プレイしているゲームが最新バージョンでないため、フリーズやクラッシュが発生してしまうことがあります。
ゲームを選択した後に「OPTIONSボタン」を押し、「アップデートを確認する」を選択して、ゲームが最新バージョンかどうかを確認してください。
アップデートがあるようならば、アップデートを行って最新バージョンにしておきましょう。
PS4を動かすためのシステムソフトウェアが最新バージョンになっているかどうかを確認してみてください。
PS4のシステムソフトウェアを常に最新バージョンにアップデートしておくことで、機能の追加や操作性の改善、セキュリティーの強化ができる上、フリーズのような予期しない不具合が発生する可能性も低くなります。
システムソフトウェアのアップデートファイルは、以下のPlayStation公式サイトからダウンロードできます。
参考:PlayStation®4システムソフトウェアアップデート
ディスク版ではなくダウンロード版でゲームを購入した場合は、ゲームが100%すべてダウンロードできているか確認してみましょう。
途中でダウンロードが止まっている場合は、ゲームが正常に動作しません。
ゲームのダウンロード状況については、購入したダウンロード版のゲームを選択してからOPTIONSボタンを押し、「情報」⇒「ダウンロード状況」の順に進むことで確認できます。
PS4本体の問題ではなく、ゲームのセーブ機能の問題でデータが破損してしまっているからフリーズする、というケースもあります。
セーブデータの破損が原因なのかを調べるため、一度そのゲームにおける既存のセーブデータがない状態で最初からプレイしてみてください。
これで問題なく動作するようならば、セーブデータが破損している可能性大となります。
苦労して進めたゲームのセーブデータを失うのは痛いですが、一度破損してしまったセーブデータを復旧するのは困難ですので、この場合は諦めて最初からプレイをやり直すしかありません。
また、セーブデータの削除だけで解決しなかった場合は、ゲームの再インストールを試してみるのも有効です。
PS4本体を初期化することで、フリーズしやすい状態が改善されることがあります。
初期化の方法は簡単で、「設定」⇒「初期化」⇒「PS4を初期化する」⇒「フル」と進むだけでOKです。
最後に「クイック」か「フル」かを選ぶのですが、クイックは簡易的な初期化となりますので、不具合解消が目的ならばフルを選択すべきです。
なお初期化とは、何のデータも入っていない購入当時の初期状態に戻すことです。
そのため、それまで蓄積されたデータはすべて消えてしまいますので、初期化前には必ずバックアップを取っておくようにしましょう。
バックアップ可能なデータや、バックアップの取り方がわからない場合は、以下の公式ページを参照してください。
PS4が頻繁にフリーズしたりクラッシュしたりするようならば、データベースの再構築を試してみるとよいでしょう。
特に、長年使用したことによる経年劣化の場合は効果的な上、初期化とは違ってデータが消えることもないので安心です。
データベース再構築の手順は以下の通りです。
参考:PS4®の調子が悪い……困った時に試しておきたい改善策【知っトク! PlayStation®】
前述の通り、PS4がフリーズしてしまう主な原因は「スタンバイモードの繰り返し」「ソフトウェアの不具合」「熱」の3つです。
ソフトウェアの不具合を防ぐのは難しいですが、スタンバイモードの多用と熱の2点については対策が可能です。
ゲームを中断する際、スタンバイモードの存在は大変便利です。
起動するための時間を省略でき、電源ボタンを押すだけですぐにゲームの続きができますので。
しかしその便利さに甘え、常にスタンバイモードにしておくと本体に負荷がかかり続けますし、その結果フリーズを誘発することになってしまいます。
面倒くさがらず、できる限り電源を落とすようにしましょう。
また、熱対策も重要です。
異常なまでの長時間プレイや高温多湿な環境での使用を避け、PS4に熱がこもらないように気を付けるべきです。
PS4をフリーズさせないためにも、また、寿命を延ばすためにも、この2点については是非意識してみてください。
以上、PS4がフリーズしてしまう原因や対処法、フリーズを未然に防ぐための心構えについて解説してきました。
フリーズの対処法は、以下のようにいずれも簡単なものばかりです。
初期化やデータベース再構築と聞くと難しそうに思えるかもしれませんが、前述の通り操作自体は単純ですので、PS4の調子が悪いようでしたら是非試してみてください。
なお、経年劣化によって物理的に損傷している場合は、対処のしようがありません。
こういった場合は、買い替えを検討すべきでしょう。
買い替える際には、お手持ちのPS4が不要になるかと思われます。
その際には「パソコン廃棄.com」の利用が便利です。
「パソコン廃棄.com」ならば、費用は一切かからず、事前のやり取りも不要。
ただ壊れたPS4を梱包して送付するだけで、無料廃棄が完了します。
監修者/前野 哲宏
フィットネスの店舗運営と新規事業で培った改善力を活かし、PCリサイクル事業で社会課題の解決に挑戦しています。
dynabookのパソコンを初期化することで、保存されているデータや情報をすべてリセットし、出荷時の状態に戻すことが可能です。
しかし、普段なかなか行わない作業のため、正確なやり方を知っている方は多くないのではないでしょうか。
この記事では、dynabookのパソコンを初期化する方法や、初期化ができない時の対処法について解説します。
お困りの方はぜひ参考にしてください。
この記事でわかること
dynabookのパソコンで初期化が必要な場合として、主に2つのケースに分けられます。
1つ目は、パソコンに不具合が生じているケースです。
不具合の原因がWindowsのOSにある場合や、パソコンがウィルスに感染した場合、初期化を行うことで動作が改善されることがあります。
システムファイルを誤って削除してしまった場合も、パソコンの初期化を実行してOSを再インストールするとよいでしょう。
2つ目は、他の人に譲る・下取りに出すなどの理由で、パソコンを自分の元から手放すケースです。
パソコンには多くの個人情報が保存されているため、他の人に渡ると悪用やなりすましなどの危険性があります。
パソコンを手放す前に必ず初期化を行い、データをリセットしておきましょう。
パソコンを初期化すると、元の状態には戻せなくなります。
また、初期化中に不具合が発生すると、パソコン本体の故障につながりかねません。
dynabookのパソコンを初期化する前に、しっかり準備を行っておくことが大切です。
初期化する際の事前準備は次の通りです。
それぞれ順番に解説していきます。
パソコンの不具合は初期化によって解消することがありますが、データがすべてリセットされる上に、作業が完了するまで時間がかかってしまいます。
パソコンの初期化はあくまで最終手段と捉え、他の方法で不具合が解消しないか試してみましょう。
どうしてもパソコンの調子が戻らない時にだけ、初期化を検討することをおすすめします。
前述の通り、パソコンの初期化を行うと、本体に保存されていたすべてのデータがリセットされてしまいます。
写真やファイル・アドレス帳・インターネットのブックマークなど、必要な情報は記録メディアにバックアップを取っておきましょう。
ただし、初期化後に別バージョンのOSを使用する場合、バックアップを取ったデータの一部が使えなくなることがあるため注意してください。
パソコンの初期化を行う前に、マウスやキーボード以外の周辺機器はすべて取り外しておきましょう。
プリンターや外付けHDDなどを接続したまま初期化を実行すると、デバイスドライバーで不具合が生じて失敗してしまうことがあります。
作業を行う前に、不要な周辺機器が接続されていないか確認を行ってください。
dynabookのパソコンを初期化する際、方法によってはWindowsの機能を使用して実行する場合があります。
事前にWindows Updateを実行しOSを最新の状態にしておくことで、初期化が失敗するリスクを減らせます。
dynabookのパソコンでWindows Updateを手動で行う方法は以下の通りです。
【Windows Updateの実行手順】
参考:「Windows(R)Update」更新プログラムを今すぐ確かめる方法<Windows 10> 【動画手順付き】|サポート|dynabook(ダイナブック公式)
パソコンの初期化中は何度も再起動を繰り返すことがあり、作業が完了するまで時間がかかります。
ノートパソコンを初期化する際は、ACアダプターを接続した状態で行うようにしましょう。
初期化の実行中に電源が切れてしまうと、失敗してしまうことがあります。
パソコンの初期化を実施すると、Microsoftのサインイン情報もすべてリセットされます。
Officeを利用している場合は、初期化を行う前にメールアドレスとパスワードをメモしておくことがおすすめです。
Microsoftのアカウント情報を忘れてログインできなくなると、最悪の場合Officeソフトが使用できなくなる可能性があるため注意してください。
dynabookのパソコンを初期化するためには、主に3種類の方法があります。
ここでは、それぞれの方法の具体的な手順を解説します。
Windowsのパソコンには、初期化を行うために「このPCを初期状態に戻す」機能が用意されています。
具体的な操作手順は以下の通りです。
【「このPCを初期状態に戻す」機能を使ってパソコンを初期化する手順】
参考:“このPCを初期状態に戻す”機能を使用してWindowsを再インストールする方法<Windows 10>|サポート|dynabook(ダイナブック公式)
Windowsの初期化が完了してOSが再インストールされたら、画面の指示に従って再セットアップを行ってください。
パソコンの不具合などによって「このPCを初期状態に戻す」機能を起動できない場合は、リカバリーメディアを使用することで初期化が可能です。
リカバリーメディアとはリカバリーツールをDVDなどの記録メディアにコピーしたもので、パソコンが正常起動している時にあらかじめ作成しておく必要があります。
リカバリーメディアの作成方法はパソコンの種類によって異なるため、dybookの公式サイトを参考にしてください。
参考:FAQ一覧:リカバリーメディアの作成(Windows 10)|サポート|dynabook(ダイナブック公式)>>
作成したリカバリーメディアを使ってパソコンを初期化する手順は以下の通りです。
【リカバリーメディア(DVD)を使用してパソコンを初期化する手順】
参考:リカバリーメディア(DVD/ブルーレイディスク)からパソコンを購入時の状態に戻す方法<dynabook T45/T
何も操作せずしばらく待機した後、セットアップ画面が表示されれば初期化は完了です。
「このPCを初期状態に戻す」機能が起動できない場合や、あらかじめリカバリーメディアを作成していなかった場合は、Windows10のインストールメディアを使用する方法でパソコンの初期化を行いましょう。
インストールメディアの作成に必要なツールは、Microsoftが提供しています。
参考:Microsoft Windows 用のインストール メディアを作成する
また、インストールメディアを実行する前に、Windowsを立ち上げた時に記憶メディアが最初に起動するようにデバイスの設定を変更しておく必要があります。
参考:起動するドライブを変更する方法<Windows 10>|サポート|dynabook(ダイナブック公式)
インストールメディアを使用してパソコンを初期化する方法は以下の通りです。
【インストールメディアを使用してパソコンを初期化する手順】
セットアップ画面が表示されれば、パソコンの初期化は完了です。
初期化後のパソコンは、出荷時と同じ状態になっています。
パソコンを使用できるようにするためには、いくつかの作業を行う必要があります。
dynabookのパソコンの初期化後に行う作業は次の通りです。
それぞれ順番に解説していきます。
パソコンの初期化が完了すると、自動的にWindows10のセットアップ画面が表示されます。
画面の指示に従って操作すれば、15分程度で作業が完了します。
具体的なセットアップ手順は以下の通りです。
【Windows10をセットアップする手順】
参考:初期セットアップ手順(Windows 10 バージョン 2004、Microsoft アカウントをすでにお持ちの方)|サポート|dynabook(ダイナブック公式)
Windows10のセットアップはこれで完了です。
セットアップで設定したインターネット環境とは別の環境を使用する場合は、以下の通り設定を行ってください。
【インターネット環境を設定する方法】
アクセスポイントの下に「接続済み」と表示されたら、設定は完了です。
dynabookのパソコンには、90日間の無料体験版ウイルスバスターがプリインストールされています。
ただし、有効期限が切れていたり設定が無効になっていたりする場合もあるため、パソコンを使用する前に事前に確認しておきましょう。
ウィルスバスターの有効期限は、以下の手順で確認できます。
【ウィルスバスターの有効期限の確認方法】
参考:「ウイルスバスタークラウド(TM)」について<Windows 10>|サポート|dynabook(ダイナブック公式)
パソコンの再セットアップが完了したら、初期化前に取っておいたバックアップの復元を行いましょう。
バックアップが保存された記録メディアをパソコンにセットし、本体にデータを移動させてください。
新しい環境でも正常に動作することが確認できれば、復元作業は完了です。
ここでは、dynabookのパソコンを初期化する際に意識すべき注意点を3つ紹介します。
初期化を行う前に確認し、理解した上で作業に取り掛かりましょう。
パソコンの初期化は非常に時間がかかり、パソコンの状態によっては丸1日必要です。
時間がないからといって初期化中にパソコンの電源を落としてしまうと、正しく初期化が行われないどころか不具合が生じるリスクがあります。
パソコンの初期化を行う際は、十分な作業時間を取るようにしてください。
パソコンの初期化によって不具合が解消するのは、WindowsのOSに原因がある場合のみです。
ハードウェアでトラブルが発生している場合、初期化を行っても問題は解決しないため注意してください。
ハードウェアの不具合については、専門の修理業者に依頼することをおすすめします。
パソコンの初期化を行うとすべてのデータがリセットされますが、実は完全に消えてしまうわけではありません。
復元ツールを使用することで、削除したデータを復活させることができます。
パソコンを廃棄する際は、データ消去の専門業者に依頼したり、本体の物理破壊を行ったりして、データを復元できない状態にしておくと安心です。
dynabookのパソコンで手順通りに作業しても、初期化できない場合があります。
その際は、以下の対処法を実施してみてください。
初期化を実行してから時間が経っているのに、いつまで経っても作業が完了しない場合、何らかの要因が初期化を妨げていることが考えられます。
特に、丸1日以上経過しても初期化が終了しない場合は注意が必要です。
デバイスドライバーがパソコンの初期化に影響しているケースがあるため、まずはマウスやキーボードなどの周辺機器をすべて取り外してみてください。
セキュリティソフトのアンインストールや、HDDの空き容量の確保も有効な手段です。
また、初期化作業中にパソコンの電源が完全に切れてしまうことがあります。その際はパソコンの電源を入れ直し、初期化手順を再度試してください。
パソコンに何らかの不具合が生じていると、エラーメッセージが表示されて初期化が失敗してしまうことがあります。
「このPCを初期状態に戻す」機能から実行した場合は、リカバリーメディアやインストールメディアを使用して初期化をやり直してみましょう。
また、リカバリーメディアが複数枚ある場合、パソコンにセットする順番が合っているか確認してみてください。
パソコンがまだ立ち上がるようであればセーフモードで起動し、不具合の原因の切り分けを行うのも1つの方法です。
上記の方法を試してもパソコンの初期化が正常に行えない時は、dynabookや家電量販店などに問い合わせてみましょう。
dynabookでは、パソコンを購入してから1年間は無料保証期間が用意されており、さらにオプション料金によって最大5年まで延長可能です。
家電量販店でも独自の保証サービスを行っている場合があるため、まずは保証が使えるかどうか確認してみてください。
パソコンの初期化によるトラブルが発生した場合は、専門の修理業者に依頼するのもおすすめです。
メーカーより修理費がかからないことが多く、パソコンの初期化では解決できないハードウェアの不具合にも対応してもらえます。
ただし、修理業者によって値段は大きく異なるため、事前に見積りを依頼しておくとよいでしょう。
dynabookのパソコンに不具合が生じた際は、初期化を行うことで解消できる場合があります。
しかし、リスクも多く存在するため、あくまで最終手段として実行するようにしてください。
パソコンの初期化を成功させるためには、データのバックアップや作業環境の確保といった事前準備を忘れずに行いましょう。
もしも初期化がうまくいかない場合は、今回紹介した対処法をぜひ試してみてください。
うまく初期化できない場合や完全に故障した場合は、パソコンの買い替えがおすすめです。パソコンを処分する場合は、手続き不要で無料回収が可能なパソコン廃棄.comを利用するとよいでしょう。
監修者/前野 哲宏
フィットネスの店舗運営と新規事業で培った改善力を活かし、PCリサイクル事業で社会課題の解決に挑戦しています。
「PS4の調子が悪いから、新しくPS4を購入してデータを移行したい」
「PS5に買い替えたから、PS4のデータを移行したい」
こういった場合に、データ移行のやり方がわからず困っている方も多いと思われます。
しかし、心配することはありません。
PS4からPS4、もしくはPS4からPS5へデータを移行するのはそこまで難しい作業ではありませんので、この記事で解説している通りに実行すれば誰でもデータ移行を完了させることができます。
PS4からのデータ移行でお困りの方、是非参考にしてください。
【この記事でわかること】
PS4のデータを、新しいPS4やPS5に移行する際には、いくつかの注意点があります。
あとから悔やむことのないよう、以下の点については事前にしっかり把握しておきましょう。
PS4からPS5へのデータ移行ならば、移行元であるPS4も移行先であるPS5もデータが失われることはありません。
しかしPS4からPS4へデータを移行する場合は、移行先のPS4にある情報はすべて消去されてしまいます。
途中でデータ移行をキャンセルしたとしても、一度移行を開始してしまうとデータ消去を食い止めることはできません。
移行先のPS4に消えては困る情報がある場合は、忘れずにバックアップを取っておきましょう。
当然のことではありますが、データ移行の最中は途中で電源を切ったりせず、完了するまで電源を入れっぱなしにしておいてください。
データ移行中に電源が切れてしまうと、システム的な故障の原因となってしまいます。
データ量が多いとかなり長い時間を要することもあるため、データ移行中に誰かが電源ボタンを間違っていじったり、不注意などでコンセントが抜けてしまったりしないような安全な場所で作業を行うようにすべきです。
データ移行をする際には、データ移行元・データ移行先の両方のPlayStationに最新のシステムソフトウェアがインストールされている必要があります。
通常の範囲でPS4やPS5を使用していれば、基本的にシステムソフトウェアの状態は最新となっていますが、アップデートに失敗していたり、PlayStationが長期間PSNからオフラインになっていたりする場合は、システムが古いバージョンのままである可能性があるので注意してください。
心当たりがあるような場合は、システムソフトウェアのアップデートを行っておいた方がよいでしょう。
参考:PlayStation®5 / PlayStation®4のシステムソフトウェアをセーフモードでアップデートする方法
データについては、すべてが移行できるわけではありません。
以下のようなデータは移行できないので
最後の「他のパスワードデータ」とは、PSNやNetflix、Amazonなどのパスワードになります。
これらのパスワードについては移行されず、新しいPlayStationにサインインする時に再度入力する必要があります。
移行元のPS4のデータは、基本的にデータが消えることはありません。
しかし、不測の事態も考えられますし、移行されないデータも一部あります。
従って、データ移行前には念のためバックアップを取っておくようにしましょう。
バックアップする方法には、以下のようなものがあります。
「PlayStation Plus(PS Plus)」に加入していれば、オンラインストレージを利用してデータをクラウド上にバックアップしておくことができます。
PlayStation Plusとは、Sonyが提供する有料会員サービスで、加入することで様々な特典を得ることができます。
オンラインストレージ(クラウド上でのバックアップ)も、特典の一つです。
一番手軽で確実な方法なので、PS Plusに加入しているならばオンラインストレージを利用するのがベストでしょう。
なお、PS Plusの「自動アップロード」を有効にしておけば、セーブデータなどが自動でクラウド上にバックアップされるため非常に便利です。
自動アップロードを有効にする方法は以下の通りです。
参考:PlayStation®4本体のPlayStation®Plusオンラインストレージ
ただ、ゲーム中のスクショ画像のバックアップはできない、という難点がありますので、スクショ画像も含めてバックアップしておきたいという方には向かない方法となります。
外付けのHDDやSSD、USBメモリを利用してデータをバックアップすることもできます。
こちらの方法ならば、ゲーム中のスクショ画像や設定内容もすべて保存することが可能です。
注意点として、PS4のデータをすべてバックアップするには、最低でもPS4ハードドライブの2倍の容量を持つ「FAT32」もしくは「exFAT」フォーマットの外付け機器が必要となります。
余裕を持たせるために、できるだけ大容量のHDDやSSD、USBメモリを用意しておいた方がよいです。
外付け機器へすべてのデータをバックアップする手順は以下の通りです。
なお、上記の手順で保存した外付け機器のバックアップデータを使って復元する際には、現在PS4の中にあるデータはすべて削除され、バックアップデータが上書きされてしまいます。
消えては困るデータがPS4の中にある場合は、迂闊に復元しないように気を付けてください。
参考:外部ストレージ機器でPlayStation®4データをバックアップ / 復元する方法
もともと使っていたPS4から新しいPS4へとデータを移す場合には、無線を使うか有線を使うかという2通りの方法があります。
それぞれの手順について紹介していきます。
Wi-Fiを使って無線でデータ移行をする場合でも、LANケーブルが1本必要となりますのでご用意ください。
「5.」以降は、画面の指示通り「次へ」や「移行を始める」といったボタンを選択していくことで移行が始まります。
有線でデータ移行する場合は、LANケーブルが2本必要となります。
「6.」以降は、無線の時と同様に画面の指示通り進んでいくだけで大丈夫です。
PS4からPS4へのデータ移行がうまくいかなかったり、途中で中断される場合は、以下のような対処を行ってください。
PSNに何らかの問題や障害が発生してしまうことで、データ移行作業が中断されることがあります。
また、PSNのメンテナンスが実施されている時も、データ移行がスムーズに進まなかったり、途中で止まってしまう可能性があります。
こうした事態を考慮し、一旦時間を空けてみるか、PSNに障害が発生していないかを確認してから再度データ移行を試してみてください。
PSNの状態については、以下のPlayStation公式ページから確認できます。
インターネット接続の一時的な問題でトラブルが発生している可能性があるので、モデムまたはルーターの電源を一度切って、再起動を行ってください。
軽度なトラブルならば、再起動で解決することも多いです。
また、無線の場合は電波状況が悪いとうまくデータ移行ができないことがありますので、無線でうまくいかない時は有線でのデータ移行も試してみるとよいでしょう。
データ移行中に途中で止まってしまうような時は、データ量が多すぎるというケースが想定されます。
従って、特に移行する必要のない不要なデータやアプリケーションをできるだけ削除してから、再度データ移行を行ってください。
PS4からPS5へデータを移行する方法は、以下の3つとなります。
データ移行元であるPS4と、移行先であるPS5とを、同じネットワーク(ルーターなど)に接続して直接データを転送するやり方です。
接続方法は、無線でも有線でもどちらでも構いません。
具体的な手順は以下の通りです。
参考:PlayStation®4システムソフトウェアアップデート
拡張ストレージとは、HDDやSSD、USBメモリといった外付けのデータ保存機器のことです。
これらの機器にデータをバックアップしている場合、機器同士を直接ケーブルで接続してデータを移動できるため、ネットに接続することなく素早く移行することができます。
バックアップ済みの拡張ストレージからのデータ移行手順は以下の通りです。
有料サービスであるPS Plusに加入している場合は、クラウド上に保存されているデータを移行することが可能です。
ただし、この方法でデータ移行を行う場合は「セーブデータ」しか移行できません。
スクショや設定などのその他のゲームデータは移行されませんのでご注意ください。
クラウドストレージを使ったデータ移行手順は以下の通りです。
なお、自動アップロード設定がオンになっている場合は、手順「4.」から始めてください。
以上、PS4からのデータ移行手順を中心に、バックアップ方法や注意点についても解説させていただきました。
有料サービスであるPS Plusでのデータ移行は、非常に便利で簡単なのですが、セーブデータしか引き継げないというデメリットがあります。
すべてのデータを保存・移行するならば、面倒ではありますが、インターネットに接続してデータを移行するか、拡張ストレージにすべてのデータをバックアップしてから移行するか、のどちらかの方法がよいでしょう。
なお、データ移行元のPS4の調子が悪かったり、故障したり、といったことが理由でデータ移行をした場合は、データ移行元のPS4が不要になるかと思われます。
そうなりますとPS4を処分する必要が出てくると思われますが、その際には「パソコン廃棄.com」の利用が便利です。
「パソコン廃棄.com」ならば、費用は一切かからず、事前のやり取りも不要。
ただ壊れたPS4を梱包して送付するだけで、無料廃棄が完了します。
監修者/前野 哲宏
フィットネスの店舗運営と新規事業で培った改善力を活かし、PCリサイクル事業で社会課題の解決に挑戦しています。